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2010-09-26
ログハウス 建 築 日 記

海の見えるログハウス 北欧パインの無垢フロアは暖かい ~愛媛県松山市~

10月末までの毎週日曜日、2現場にて開催中の北欧ランタサルミログハウス構造見学会。
愛媛県松山市で建築中の「海の見えるログハウス」は、内部造作工事中です。
天井の板張りが完了し、現在北欧のパインの無垢フロア材を施工中。
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一般的な住宅に多用されるております”カラーフロア”と呼ばれる新建材は幅303mm、厚み12mm。
フォレストクルーのログハウスで使用される無垢のフロア材は幅88mm、厚み28mm。
フロア一枚の幅は約3.5倍ですが、手間は5倍以上かかります。
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カンナでフロアの面取り(角取り)を行い、長さを測って、一枚ずつカットし、木口をペーパーで磨いて、一枚一枚丁寧に貼ってっていきます。
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フロア貼りがある程度進めば、もちろんすぐ養生。
そのため、残念ながら完成までフロアの仕上がりはお楽しみです。
無垢パインの天井材も厚みが14mmですから、『ぜんぶ木の家』ログハウスの材料の質がいかに高いかがわかりますね。
フレームと呼ばれる柱材も、一般的なログハウスメーカーがSPF(スプルースとパインとファーの混合材)のツーバイ材(2×4材など)を使用する中、オールフィンランドパインにこだわっております。
材の厚みも2×4材が、38mm×89mmに対して、45mm×120mmと厚みも材積量にして、約1.6倍大きい材を使用。
木材の厚みや大きさにこだわる理由は、以前のブログでもご紹介しておりますが、木の特性の一つとして挙げられる“熱保有率”の高さ。
屋根や床下にも断熱材(高性能健康断熱材)を充填しますが、厚みのある無垢の木が熱を溜め込んでくれることで、夏場の暑さや冬の寒さを防ぎ、快適な空間を提供してくれるのです。
また、外部からの熱遮断や熱を保有する蓄熱効果は、薪ストーブとの愛称の良さにもつながり、遠赤外線で温められたログ材やフロア材は蓄熱し、長時間暖かく住まう人を包んでくれます。
「夜、薪ストーブをつけて寝れば、朝まで暖かいんですよ」というオーナー様からの言葉は、木が自然に持つ蓄熱効果があるからこそですね。
詳しくは過去のブログを参照ください→こちら
無垢のフロアも週明けには完了し、次は外部の板張りとケーシングの取り付けに入っていきます。
次の日曜日(10月3日)の見学会は、こちら『海の見えるログハウス』(愛媛県松山市)にて開催します。
ぜひ、完成すると見えなくなるログハウスの構造やこだわりの仕様をご確認ください。
見学会の場所や詳細はこちらをご参照ください。→構造見学会のご案内

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