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2009-06-19
ログハウス 建 築 日 記

ログハウス★定期点検 ~四国・愛媛・松山~

昨年の今頃にお引き渡しをしたお客様、ログハウスに暮らし始めて1年が経過しました。
先日、1年目の定期点検にお伺いしてきました。
当社の場合、木の収縮がおおよそ落ち着く3年間に計4回の定期点検を実施しています。
ログハウスは木材を横積みに組んでいきますので、数年かけて木の収縮と共に沈んできます。
窓の開閉や壁に固定する設備などは、セトリングによる支障が出てこないように設計、施工されています。定期点検では通しボルトの増し締めを行うのが基本です。
ハンドカットかマシンカットによっても木の収縮率は異なりますし、ラミネート加工や含水率によっても変わってきます。
今回は約40カ所のボルトを増締めし、窓やドアの開閉をチェック調整し、
その他43項目の点検項目を確認していきました。
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★ボルトの増し締め            ※水平器をあてながら調整していきます
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★木製サッシ、建具の調整
木は生きています。
もちろん乾燥が進むと収縮もおこってきます。

木と上手に付き合っていくことで、ログハウスから多くのモノを得ることができます。
一般の住宅よりも多少手が掛かりますが、建築の段階から様々な工夫をすることで、
メンテナンスを軽減することも可能です。
換気や塗装、雨水対策など・・・これまでログハウスに携わってきた経験を活かし、
フォレストクルーならではのこだわりが、ログハウスでの暮らしを更に快適なもの
にできると確信しております。
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今回のメンテナンスにあわせて、ベランダのドアに網戸を設置しました。
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これから暑くなってきます。ログハウスの場合、多くの木が湿気を吸収してくれますので
実温度よりも涼しく感じることができます。
湿度が高くなるとジメジメしてしまい、ついエアコンに頼りたくなるものですが・・・
多くの木が助けてくれます。
住む人と、家が共に助け合い、
お互いに良い環境を作り出す・・・
ログハウスにはそんな魅力があります。


話は変わりますが、以前よりご紹介しておりました”バイクガレージ”ですが、
お客様の塗装も完了し、素敵になりました。


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