ログハウスの過ごし方 エアコンの上手な活用 窓を開ければ涼しいと言う思い込み!?
先日お引き渡しから2ヶ月経ったログオーナー様宅に伺いました
こだわりのアルテックペンダント照明に合わせて多数の北欧家具がセッティングされたLDKはお見事!
6月から猛暑が続いていて元々湿度の高い地域の大洲市ですから さぞかし涼しく過ごされていると思いきや、DK窓全開でのお出迎えに驚き 思わず『この2ヶ月間 暑がりのご主人さんエアコン無しで過ごされたのですか?』エアコン設置は来週の予定だそうです この状況では流石の北欧ログハウスも暑い!
この日、無風状態の外気温38℃、外の湿度80%以上 窓を開けても重たい空気が漂うだけなので流石のログハウスでも調湿作用の効果は実感できません まだ窓を閉め切ってからレンジフードファンや洗面、トイレなどのファンを回して室内空気を排出した方が涼しいかもしれませんね
この時期エアコン無し生活が もしも新建材と壁紙仕様の住宅なら熱中症になっていたかもしれませんね
回収したアンケート原文通り
問6 ログハウスに住まわれて満足度は?以前のお住まいとの違いは?
湿度の効果がイマイチ実感できない。雨が降ればやっぱりジメジメするしモデルハウスとは違う気※がするな? と思うところがある。
結露ができないのは良い。
この日の訪問時にエアコンが来るまでの過ごし方を少しレクチャーさせて頂きました
※12年前に建築されたモデルハウスと同じ構造、同じログサイズ、窓&ドアや断熱機密性能は資材改良で進化しています
解説しますと ログハウスの長期的な建築中に侵入した湿度とログ&無垢材に含まれる含水率などで新築当時は家全体が水分を含んだ状態です。暮らし始めてから冬なら薪ストーブ、夏ならエアコンで徐々に乾燥し除湿されてきたログハウス室内はやがて最適な含水率に戻ってきます その証拠に木が反ったり割れたりセトリングが進んだり… こうなるとログハウス自体の調湿作用が本領発揮となり少しのエアコンで涼しさが持続されて快適空間となります 洗濯も室内干しでよく乾くし、木の香りで心地よいのです
2021年ログオーナーからいただいた住み心地メール 原文