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2015-09-15
ログハウス 建 築 日 記

フィンランドログハウス ベタ基礎工事着工しました! 新居浜市K様邸

先日、地鎮祭でご紹介しましたK様邸のフィンランドログハウスの建築工事が着工いたしました。
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先週は天気の状況にも悩まされながらも、晴れ間をみながら工程の調整を行い、順調に工事が進んでおります。
まず最初の工事である基礎工事は、建物の主要構造部となる肝心な工事です。
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昨日は、外部機関のJIOによる基礎の配筋検査が行われました。
鉄筋のピッチ(間隔)やコンクリートが適切な量で覆われるか、開口部(人通口)周りの配筋補強状況などを細かくチェック。
検査は問題なく適合判定を受け、次の工程へと進みます。
検査後、JIO検査員の方から、「現場の施工状況をパッと見た瞬間に、問題ないかどうかは大体分かります」とのお話をいただきました。
丁寧な仕事と美しい現場を心がけて下さる、当社の協力業者の方には、安心して仕事を任せることができます。
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もちろんのことながら、当社での自主検査も行い、コンクリート打設へと進みます。
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当社では、ベタ基礎が標準仕様。
一般住宅と比較した場合、当社のログハウスは6倍強の木材量!
荷重のあるログハウスを鉄筋コンクリートによる面で支えます。
★ベタ基礎と布基礎との違い★
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ベタ基礎は地盤面全体を鉄筋コンクリートで施工し、建物を基礎全体で支えるため、地震などの衝撃を分散させて地盤へ逃がすします。基礎全体で力を分散するため、建物の沈下が起こりにくいのがメリットです。
布基礎では、フーチングと呼ばれるT字型の基礎で建物の荷重を線で支えます。
防湿のために土間コンクリートを打設するため、完成するとベタ基礎と布基礎との見分けはつかない見た目の仕上がりとなります。
ログハウスメーカーや輸入住宅メーカーでも布基礎を標準とするところは多いですが、当社ではログハウスの荷重と耐震性、不同沈下などを避けるためにベタ基礎を標準としております。
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基礎に設ける床下換気口。
横に走る鉄筋を切断し開口を設けるために、基礎の強度は低下します
また、基礎上に直接、土台やログ材を乗せることになり、水分を含みやすいコンクリートと木材が接触するため、湿気により木材の腐食の原因ともなります。
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当社では、基礎パッキン工法を採用。
 ・基礎の断面欠損のない、強度を低下させない構造
 ・基礎と土台が離れているので土台が腐らず乾燥状態を維持
 ・床下換気量の増加による湿気対策
 ・全面換気によるシロアリ対策
耐震性、耐久性を高めたベタ基礎を施工しております。
ログハウスメーカーや施工する業者によってその仕様や住まいに対する考え方は異なります。
ForestCrewでは、地震や災害の多い日本で、お客様が安心して過ごせる家、シェルターとしてログハウスをお届けいたします。
A.Ikegawa

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