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2011-05-22
CREW 日 記

ポスト&ビームログハウス再塗装工事 ~スタッコフレックス・木部割れ補修~

先日のブログでもご紹介しておりました、香川県綾歌郡に建つポスト&ビームの再塗装工事のその後です。
ゴールデンウィークをはさんで、木部の再塗装を先行して行いました。
さすがに6年目ともなると木部の傷みの激しいところも・・・。
やはり、早め早めの再塗装や補修工事をお勧めします。
1回目の塗装では、木が塗料の吸い込みがかなり激しい!
当初の打ち合わせでは2回塗りの予定でしたが、木部は3回塗りを行いました。
外壁の補修は、木部との取り合いを伸縮性の非常に高い素材”ビックストレッチ”にて補修済み。
 ※前回のブログを参照→こちら
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外壁を高圧洗浄機で水洗いして下地をクリーンアップ。
シーラーを吹き付けた後に、吹き付け再塗装を行っていきます。
※シーラー(プライマー)処理を行うことで、塗装の乗りや粘着力が高まります。
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今回吹き付けする塗料がこちら。”超弾性 スタッコフレックス”
超弾性で、ポスト&ビームはもちろん一般木造住宅など、木部のそりや伸縮に伴う外壁の吹付け塗装の割れを軽減してくれます。
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“スタッコフレックス”のサンプルを始めて見たときは衝撃的でした。
これだけ曲げても亀裂が入りません。
また、水分を通しにくく、塩害・凍害にも強い!
光触媒の効果があり、雨だれなどの外壁の汚れは、太陽光によって分解されて、雨や水洗い程度で流れ落ちやすいなどのメリットもあります。
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Forest Crewの事務所の外壁も2年ほど前に再塗装し、スタッコフレックスを使用しております。
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吹き付け前の外壁。窓下には雨だれの後がありますね。
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吹き付け塗装中です。ムラ無く丁寧に・・・。2回に分けて吹き付けていきます。
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吹き付けが終わり、養生を剥がしていきます。ここが一番のお楽しみ!
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“スタッコフレックス”吹き付けの塗装後。
雨だれも消え、美しくなりました。こちらは南面ですので、光触媒の効果も楽しみですね。
木部の割れ補修も合わせて行っております。
ポスト&ビームは直径300mm前後の太い柱、梁を使用しておりますので、割れも大きく入ってきます。
その割れから水が入って溜まり、菌が繁殖して朽ちていくこともよくあります。
建物の構造に関わる大切な部材だけに、しっかりと補修していきます。
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玄関ポーチ部分の柱の割れ。15mm程度の割れが入っています。
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こちらは上部の梁。15mm超の大きな割れが入っています。
屋根が掛かっておりますが、上向きに割れているため雨が溜まりやすい。
ちなみに下からはこの割れは見えません。
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こちらは小さな割れですが、土台につながる割れです。
土台は見えないだけに心配ですね。細心の注意をはらって補修します。
大きい割れのほとんどは、日当たりの良い南面でした。
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割れの奥まで、コーキングを差し込んでいきます。
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バルコニー手すりも日当たりが良いためか、割れがたくさん入っておりました。
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コーキング補修完了。これ水分のしみこみも安心できます。
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フルコースの再塗装で美しいポスト&ビーム復活しました!
全貌を見たいところですが、まだ足場が掛かっております。
足場解体後に、また再度ご紹介したいと思います。お楽しみに!

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