Forest Crew

News / Blog

- お知らせ・ブログ -
2010-08-22
ログハウス 建 築 日 記

ログ材の加工ミス!修復完了

8月21日に判明した、フィンランド工場でのログ材加工ミス。
お施主様とも相談して、交換する事にしましたが
その後の経過報告です。
P1020233.jpg P1020234.jpg
ヒノキ土台の上から数えて5段目のログ。差し替えたので周りのログと比べると、日焼けが新しい!
刻み直した”ノッチ”部も精度抜群!ピッタリとかみ合っております。さすが岡チャン!(棟梁)
P1020236.jpg P1020237.jpg
1階部分が約21坪のランタサルミ『ペイリ』モデル。構造美を再確認して下さい。
ヒノキ土台&大引+根太、ログ壁&ログ梁、ノッチ個所は、
次回ブログでお伝えしたい『設計基準』に関係してきます。
P1020239.jpg
本日は、日曜日。
大工 さん達も つかの間の休息日。真夏のログ組み上げ工事は、体力勝負です!
品質の確保には、確かな経験と技術が伴ってこそ得られるのが大前提。
ログメーカーによっては、『セルフビルド』を推奨し、簡単に建てれるイメージを
植え付けている所もございます。しかし用途が住宅で、住宅ローンにて行うマイホーム計画では、注意が必要!
また価格競争から、仕様や品質を下げて価格を下げているログメーカー広告も多く存在します。
壁厚を薄くしたり、ノッチ個所が4カ所のみの”ロ”の字型ログプランだったり
中国産だったり…
価格は確かに下がります。しかし
安全性、品質、耐久性、安心感も同時に下がる恐れが、往々にして起ると我々は感じております。
提案する側の価値観と顧客の価値観は、各者それぞれ
競争原理も働き、顧客ニーズの多様性に対応力も必要です。でも我々はログハウスで建てる住宅専門メーカー。
ログ厚が70mmや88mmでコストダウン
ログの命とも言える壁量やノッチ個所が少なかったり
基礎や土台の設計基準が日本の気候風土に適していなかったり
開口部の建具がアルミサッシ標準で、ログハウスなのに結露住宅になったり
「隙間が有って当たり前」と言う昔からの考えで、気密&断熱、防水をおろそかに考えていたり
各メーカーの考える『基準』は様々です。
我々の想いと熱意は建築現場にございます。是非今後続く ログハウスの建築現場で、それらをご確認下さい。

Archive

トップへ