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2008-03-08
ログハウス 建 築 日 記

木の家 フォレストビラ 北欧パインの床材&階段(松山市平井町)

木の家「フォレストビラ」。お客様のこだわりもだんだんと形になってきています。
床材には、すべての部屋に無垢の北欧パイン材を使用しています。
一枚一枚大工さんが丁寧に隙間のないように敷き詰めていきます。
もちろん無垢材ですので、年月とともに伸縮してゆくのですが、木が呼吸している証拠。
また、新建材のフロア材にはない質感と温かみがあります。
キズ防止のため、大工さんも床材を少し張ってはすぐ養生の作業を繰り返し、全フロアの床張りを行っていきます。
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念願の階段も取り付け完了。
小さいお子様もいらっしゃるご家族。
現場に来られた際、お子様は2階に上がれない状態が続きましたが、これで安心して2階もご覧いただけます。
最後まで色は悩みましたが、踏み板はパインのクリア塗装、蹴込み板はホワイトのナチュラル感のある階段に仕上がっています。
IMGP4810.jpg

こちらはキッチンのカウンターに使用する一枚板。
双海町の共栄木材に足を運び、社長に相談に乗ってもらいながら決めたのが、長期に渡り自然乾燥しているスプルース材。
こちらも取り付けはもう少し先ですが、お楽しみに。
IMGP2630.jpg

前回ご紹介したノンホルム断熱材「アクリア」の施工中の写真。
2階の勾配天井は、もちろんログハウスと同じ通気層工法。
IMGP4699.jpg

断熱材と屋根との間に格子状に組まれた「スペースエース」という部材を取り付けることにより、軒先から屋根裏に通り、棟へと空気が流れていきます。
屋根裏に空気が流れることで、2階の部屋の夏場の暑さの緩和や断熱材がもし結露した場合にも乾燥を促してくれます。
先日、断熱材の営業の方にお話を聞くと、勾配天井の場合でもこの「スペースエース」を使用するメーカーや工務店はほとんどないとのこと。
まだまだ断熱材や通気層に対して、業界全体としての意識は低いそうです。
アクリアに関しても、良いと分かっていても壁に隠れて見えないところだけにコストをかけず、採用にならないそうで、愛媛でForestCrew以外の導入実績はまだないようです。
目に見えないところやお客様の分かりにくいところにこそ、家造りの大切な部分が隠されています。
家を支える基礎工事や耐震性を高める金物、断熱性からシックハウス対策に及ぶ断熱材、大工さんの匠の技、etc・・・。
いつでも、誰にでも自信を持って現場をご案内できるログハウスや木の家づくりをForestCrewのスタッフは毎日楽しんでいます。
いつでもお気軽に現場に遊びにいらしてください。

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